買っちゃいました。太陽の地図帖_032 山岸凉子『日出処の天子』 古代飛鳥への旅
この本、荒俣宏×山岸凉子の対談があったりと、すごく私のツボを突いてくる。
愛読者の寄稿は以下のラインナップ。
・綿矢りさ
・おかざき真里
・桜木紫乃
もちろん、山岸凉子の単独インタビューもあり。夢中になって読みました。これ読んでいるとき、入り込み過ぎて、家族から話しかけられても気づきませんでした。
私が最も影響を受けた漫画家は、間違いなく山岸凉子です。
私は、山岸凉子の作品は代表作『日出処の天子』より短編推しではありますが、『日出処の天子』が山岸凉子の初めて読んだ作品で、やはり思い出深い作品です。カラーイラストの色使いに、いたく感銘を受けました。日本画的な色使いが、すごく心に刺さったのです。
もちろんストーリーも衝撃的でした。小学生の時に読んだくせに、同性愛に衝撃を受けたのではなく、エンディングでした。少女漫画で、こういう話の終わり方があるのかと。それまでも、悲しい終わり方をした少女漫画は読みましたが、ここまですごいのは読んだことは無かったので・・・。もう本当に悲しくて悲しくて、号泣した覚えがあります。
山岸凉子ネタは、語ったらどうしてもアツくなっちゃうなあ。
彼女は間違いなく、天才。